ポートフォリオ理論 2019年度

LastUpdated: July 03, 2019
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2018年度版


【題目】 現代ポートフォリオ理論

【目標】 平均・分散ポートフォリオ理論に基づき最適なポートフォリオ(資産構成)を 組成する方法を習得する。

【講義内容】
 現代ポートフォリオ理論は,資産の組成や分散投資 のあり方を決定するのに有用なだけでなく,事業ポートフォリオ の組み方,現在財と将来財の取得のあり方など,さまざまな意思 決定に応用できる可能性を持っている。その基礎を学んでおくこ とは,不確実な将来へ向けてさまざまな手段を講じつつ行動を選 択するための有用な方法論を与えてくれる。
 この講義では次の内容について講ずる。複数のリスク資産の組 成によるリスク減少,期待効用理論と最適ポートフォリオ,平 均・分散ポートフォリオ理論(機会曲線,効率的フロンティア, マーコビッツモデル),資産価格モデル(資本市場線,CAPM 公 式,β値,証券市場線),ファクターモデルと無裁定価格付けモ デル(APT),などについて講ずる。
 表計算ソフトを用いた数値解析演習が中心になる。数理モデルの 理解においては,統計学,多変数関数の微分,ラグランジェ未定 乗数法,などの知識が必要である。

【課題の提示と提出】

【授業計画】

  1. ガイダンス / 基礎統計分析
  2. リスクある投資の決定(1): 期待効用,確実同値,リスクプレミアム,危険回避
  3. リスクある投資の決定(2): 期待効用関数,平均と分散でいける
  4. 平均・分散ポートフォリオ理論1: 2つのリスク資産のポートフォリオ・ダイアグラム(機会曲線)
  5. 平均・分散ポートフォリオ理論2: 3つのリスク資産の場合
  6. 平均・分散ポートフォリオ理論3: nリスク資産とマーコビッツモデル
  7. 無リスク資産とnリスク資産の効率的フロンティア
  8. 資本資産価格モデル1: 資本市場線,CAPM公式
  9. 資本資産価格モデル2: β値,証券市場線
  10. 期末課題 提出期限 2019年7月25日(木)17:00

【評価方法】
出席,課題提出

【参考文献】
金融工学入門 第2版,デービッド・G.ルーエンバーガー ,日本経済新聞出版社; 第2版 (2015/03/26) ISBN: 9784532134587
(この中の第II部を用いる)

以上