都市再開発計画

明海大学不動産学部(1学期)

Last updated: October 06, 2005
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講義目的

 都市再開発は、都市の代謝システムの一部である。即物的には敷地併合・建物共同化・
都市施設整備の3つを一体的に実施して市街地環境の改善を行うことを内容としている。
一般に多大の時間と交渉費用を要する。それでもなお再開発を行うのは、関係権利者に
とっても社会的にも再開発からしか得られない果実があるからである。再開発の実施に
おける総論段階ではそうした認識が重要であり、事業全体を通じて終始見失ってはなら
ない目標である。しかし関係権利者の負担と果実の分配がアンバランスであると各論段
階に入ったとき問題が生ずる。本講義ではそうした再開発の計画立案と事業過程につい
て述べる。


講義内容

 1. わが国の市街地の現状と都市再生の課題
 2. 再開発基本計画1:既成市街地の評価手法と課題の抽出
 3. 再開発基本計画2:中心市街地における街区・街路・歩行者空間の再編と交通マネジメント
 4. 再開発基本計画3:住宅市街地における敷地・街区・細街路・オープンスペースの整備
 5. 再開発基本計画4:用途複合市街地における住環境と都市型工業施設の整備
 6. 再開発基本計画5:整備手法とアクションエリア
 7. 再開発基本計画6:誘導再開発と任意再開発
 8. 再開発事業1:要再開発地区の抽出
 9. 再開発事業2:商業・業務・サービス系施設の需要の把握
10. 再開発事業3:住居系施設の需要の把握
11. 再開発事業4:企画と事業評価
12. 再開発事業5:外部影響評価と社会的合意
13. 再開発事業6:関係権利者の合意と再開発組合
14. 再開発事業7:権利評価と権利変換
15. 諸外国の都市再開発

教科書
 『不動産学の基礎』(高辻秀興・前川俊一、放送大学教育振興会)

参考書 
 『建築学大系 市街地整備計画』(彰国社)
評価方法 
 期末試験による。

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